富士宮市議会 > 2022-03-17 >
03月17日-06号

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  1. 富士宮市議会 2022-03-17
    03月17日-06号


    取得元: 富士宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-01-03
    令和 4年  2月 定例会(第1回)                    令 和 4 年                 富士宮市議会2月定例会会議録                     第 6 号                 令和4年3月17日(木曜日)                                       1 議事日程(第6号)              令和4年3月17日(木)午前9時00分 開議  日程第1 議第11号 富士宮市犯罪被害者等支援条例制定について              日程第2 議第21号 令和4年度富士宮市一般会計予算                   日程第3 議第22号 令和4年度富士宮市北山財産特別会計予算              日程第4 議第23号 令和4年度富士宮市国民健康保険事業特別会計予算           日程第5 議第24号 令和4年度富士宮市上井出区財産区特別会計予算            日程第6 議第25号 令和4年度富士宮市猪之頭区財産区特別会計予算            日程第7 議第26号 令和4年度富士宮市根原区財産区特別会計予算             日程第8 議第27号 令和4年度富士宮市介護保険事業特別会計予算             日程第9 議第28号 令和4年度富士宮市後期高齢者医療事業特別会計予算          日程第10 議第29号 令和4年度富士宮市水道事業会計予算                 日程第11 議第30号 令和4年度富士宮市下水道事業会計予算                日程第12 議第31号 令和4年度富士宮市病院事業会計予算                 日程第13 報第 9号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について          日程第14 報第12号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について          日程第15 報第10号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について          日程第16 報第11号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について          日程第17 議第32号 富士宮市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定につい             て                                 日程第18 議第33号 富士宮市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について  日程第19 議第34号 富士宮市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定につ             いて                                日程第20 議第35号 財産の取得について                         日程第21 議第36号 令和3年度富士宮市一般会計補正予算(第12号)           日程第22 議第37号 令和4年度富士宮市一般会計補正予算(第1号)                                                 2 本日の会議に付した事件  議事日程(第6号)に同じ                                       3 出席議員(21名)      1番  渡 辺 佳 正 議員       2番  若 林 志津子 議員      3番  近 藤 千 鶴 議員       4番  辻 村 岳 瑠 議員      5番  細 沢   覚 議員       6番  望 月 則 男 議員      7番  齋 藤 和 文 議員       8番  佐 野 寿 夫 議員      9番  植 松 健 一 議員      10番  仲 亀 恭 平 議員     11番  臼 井 由紀子 議員      12番  深 澤 竜 介 議員     13番  佐 野   孜 議員      14番  佐 野 和 彦 議員     15番  船 山 惠 子 議員      16番  佐 野 和 也 議員     18番  諏訪部 孝 敏 議員      19番  鈴 木   弘 議員     20番  村 瀬   旬 議員      21番  小 松 快 造 議員     22番  松 永 孝 男 議員                                       4 欠席議員(1名)     17番  望 月 芳 将 議員                                       5 事務局職員出席者(3名)  事 務 局 長  久保田 雅 史 君    事 務 次 長  秋 山 雅 之 君  庶務調査係長  川 村 有 香 君                                           6 説明のための出席者(20名)  市    長  須 藤 秀 忠 君    副  市  長  芦 澤 英 治 君  副  市  長  渡 邉 恭 一 君    総 務 部 長  滝 川 日出男 君  行 政 課長兼  佐 野 史 俊 君    企 画 部 長  篠 原 晃 信 君  選 挙 管 理  委  員  会  事 務 局 長  財 政 部 長  中 村 日出和 君    市 民 部 長  佐 野 利 幸 君  環 境 部 長  大 原   勝 君    保健福祉部長  宇佐美   巧 君                       兼 福 祉事務                       所    長  都市整備部長  黒 川 和 洋 君    消  防  長  吉 田 昌 弘 君  財 政 課 長  小 西 雅 和 君    教  育  長  池 谷 眞 德 君  教 育 部 長  植 松 宏 幸 君    人 事 課 長  赤 池 新 吾 君  子ども統括監  稲 垣 康 次 君    健康増進課長  飯 島   卓 君  兼 福 祉企画  課    長  学校教育課長  望 月 俊 伸 君    学 校 教育課  高 田 真 和 君                       参    事                                                                            午前9時00分開議 ○議長(小松快造議員) 御起立願います。                   〔全員起立〕 ○議長(小松快造議員) 礼。おはようございます。御着席ください。 会議に入る前に、17番 望月芳将議員から都合により本日の会議に欠席する旨の届出がありましたので、御報告いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 △日程第1 議第11号 富士宮市犯罪被害者等支援条例制定について ○議長(小松快造議員) これより日程に基づき、日程第1 議第11号富士宮犯罪被害者等支援条例制定についてを議題とします。 本件は、去る2月14日の本会議において、総務文教委員会に審査を付託した案件です。 これより総務文教委員長から審査の経緯、結果について御報告を願います。総務文教委員長。               〔7番 齋藤和文議員 登壇〕 ◆7番(齋藤和文議員) おはようございます。総務文教委員会委員長報告をいたします。 2月14日の本会議におきまして、当委員会に審査を付託されました議第11号富士宮犯罪被害者等支援条例制定についての審査の経緯、結果を御報告します。 当委員会は、議第11号の審査を行うため、2月15日に市議会全員協議会室において、委員全員出席の下、当局から関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。 審査に先立ち、当局から補足説明を求めたところ、条例制定の趣旨等の説明がございました。 続いて、総括的な質疑に入り、委員から、条文中に「別に定める」との文言が何回か出てくるが、この条例にぶら下がるものというのは具体的にどういうものを考えていて、それはどういう形で制定されるのかとの質疑があり、それに対しまして当局から、本条例を制定することで、犯罪被害者等の支援に係る施策の全体像を明らかにするというところで考えており、個別の計画については特に考えていない。見舞金の支給については、運用のための要領を策定することを考えていると答弁がありました。 また、委員から、パブリックコメントの中にあった庁内関係課で調整できるチームづくりはどのようになったのかとの質疑に対して、当局から、現時点ではチームづくりは考えていないが、課をまたいだ複合的な支援という形で考えており、被害者の方が個々の窓口に行くのではなく、関係課担当者に来てもらうご遺族手続き支援コーナーのような形での対応を考えているとの答弁がありました。 続いて、条ごとの質疑に入り、委員から、第1条、目的について、広く市民と規定した理由は何かとの質疑に対して、当局から、地域社会を支える全ての人で、犯罪被害者も含む市民という形の中で考えているとの答弁がありました。 また、委員から、第2条、定義について、第1号の犯罪者等については、具体的な文言で記載したほうが分かりやすいのではないかとの質疑に対して、当局から、この条例は犯罪被害者等基本法第3条に定める基本理念にのっとって定めるものと位置づけられていることから、当該基本法で用いる用語の例に従い、このような表現をしたとの答弁がありました。 また、委員から、第6条、相談、情報の提供等について、被害者のことを考えた情報の提供方法や窓口の在り方について、何か考えはあるのかとの質疑に対して、当局から、警察とはこれから協定を結んで、できるだけ相談者に負担がかからないよう連携をしていく。庁内連携についても、統一の相談カードのようなものを設けて、総合的に支援していくとの答弁がありました。 また、委員から、窓口についてどのように市民に周知していくのかとの質疑に対して、当局から、既に看板は設置してあり、今後も広報等を活用しながら周知をしていきたいという答弁がございました。 また、委員から、第7条、見舞金の支給について、見舞金の内容について、どの程度のことを考えているのかとの質疑に対して、当局から、犯罪被害者白書に掲載されている犯罪被害者等支援条例を制定している全国の自治体の9割以上が、遺族見舞金については30万円、重傷病見舞金については10万円であることから、本市でも同額を考えているとの答弁がありました。 また、委員から、見舞金の手続に必要な証明など諸費用の負担がないよう運用したほうがいいという議論もあるようだが、検討したのかとの質疑に対して、当局から、市民課や法務局の判断も必要であり、現在検討中であるとの答弁がありました。 また、委員から、第8条、保健医療サービス及び福祉サービスの提供について、説明を聞く限り、既存の保健医療サービスを拡大するところはないような印象を受けたがどうかとの質疑に対して、当局から、サービスの拡大ではなく、今までのサービスをきちんと受けられるよう、横の連携を強化していくところも含めて考えているとの答弁がございました。 また、委員から、第10条、居住の安定については、市営住宅入居基準について配慮をするのかとの質疑に対して、当局から、市営住宅は原則として所得制限年齢制限はあるが、犯罪被害者の方については入居資格を付与する形で考えているとの答弁がありました。 また、委員から、将来的なことを考え、市外に転出せざるを得ない場合のケアについて考えているのかとの質疑に対して、当局から、市外に転出した場合の支援については、転出先の関係機関等との連絡調整のほか、情報提供や助言は行う。ただ、市が考えている支援の多くは、実施主体が市となるものが多く、住民登録の有無により支援内容が異なってしまうのが現実であるとの答弁がありました。 また、多数の質疑、また警察や市役所などの連携を密にして早期解決の体制をつくり、被害者の家族なども住みよいまちづくりをしてほしいなどの意見が出されておりました。 その後、質疑を終結し、討論はなく、採決をした結果、出席者全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 以上が当委員会に付託されました議第11号の審査の概要です。 以上で委員長報告を終わります。 ○議長(小松快造議員) 委員長の報告は終わりました。 これより委員長の報告に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 これより議第11号に対する討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。 これより議第11号富士宮犯罪被害者等支援条例制定についてを採決します。 本件に対する委員長の報告は可決すべきものです。 議第11号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、議第11号富士宮犯罪被害者等支援条例制定については、原案のとおり可決されました。 △日程第2 議第21号 令和4年度富士宮市一般会計予算 △日程第3 議第22号 令和4年度富士宮市北山財産特別会計予算 △日程第4 議第23号 令和4年度富士宮市国民健康保険事業特別会計予算 △日程第5 議第24号 令和4年度富士宮市上井出区財産区特別会計予算 △日程第6 議第25号 令和4年度富士宮市猪之頭区財産区特別会計予算 △日程第7 議第26号 令和4年度富士宮市根原区財産区特別会計予算 △日程第8 議第27号 令和4年度富士宮市介護保険事業特別会計予算 △日程第9 議第28号 令和4年度富士宮市後期高齢者医療事業特別会計予算 △日程第10 議第29号 令和4年度富士宮市水道事業会計予算 △日程第11 議第30号 令和4年度富士宮市下水道事業会計予算
    △日程第12 議第31号 令和4年度富士宮市病院事業会計予算 ○議長(小松快造議員) 次に、日程第2 議第21号令和4年度富士宮市一般会計予算から日程第12 議第31号令和4年度富士宮市病院事業会計予算まで、11件を一括議題とします。 本一括11件は、去る2月14日の本会議において、予算審査特別委員会に審査を付託した案件です。 これより予算審査特別委員長から審査の経緯、結果について報告を願います。予算審査特別委員長。               〔13番 佐野 孜議員 登壇〕 ◆13番(佐野孜議員) 予算審査特別委員会委員長報告をします。 2月14日の本会議において、当特別委員会に審査を付託されました議第21号令和4年度富士宮市一般会計予算から議第31号令和4年度富士宮市病院事業会計予算まで一括11件について、審査の経緯、結果を御報告します。 当特別委員会は、議第21号から議第31号まで一括11件の審査を行うため、3月8日及び9日の2日間にわたり、市議会議場において全議員出席の下、当局から市長、副市長、教育長をはじめ関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。 各委員からは、非常に活発な質疑、意見が交わされるとともに、要望等も多く出されましたが、特別委員会において御了承いただきましたとおり、会議録を正確に取りまとめ保存しますので、経過報告については省略させていただきます。 結論としましては、議第21号から議第31号までの11件は、いずれも質疑、討論の後、採決した結果、賛成多数でしたので、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上が当特別委員会に審査を付託されました議第21号から議第31号まで一括11件の審査の概要です。 以上で委員長報告を終わります。 ○議長(小松快造議員) 委員長の報告は終わりました。 これより委員長の報告に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 これより討論に入ります。 初めに、議第21号に対する討論に入ります。 初めに、反対討論を許します。 発言通告順により、3番 近藤千鶴議員の発言を許します。3番 近藤千鶴議員。               〔3番 近藤千鶴議員 登壇〕 ◆3番(近藤千鶴議員) 皆様、おはようございます。近藤千鶴でございます。議第21号令和4年度富士宮市一般会計予算に対する反対討論を行います。 第4款衛生費、3目予防費、新型コロナウイルスワクチン接種事業の中の5から11歳の新型コロナウイルスワクチン接種の予算のみに反対させていただきます。今、私のところには、この5歳から11歳の新型コロナウイルスワクチンに対して、大変心配している保護者の皆様のお声が届いております。つまり子どもには新型コロナウイルスワクチン接種を打たせたくないという人がいるということでございます。市の言う、強制ではなく保護者の皆様の判断に委ねられているわけですので、申請しなければいいと言うかもしれませんが、そのような単純な話ではありません。厚生労働省は、この新型コロナウイルスワクチン努力義務を外したのに、努力義務である今までの大人と同じ方法の一律発送をするのは大変乱暴なことだと思います。忙しい保護者さんとか、生活するだけで精いっぱいの保護者さんは、市から来たものはよく考える余裕もなく、打たなければと思います。次の時代を担う子どもの新型コロナウイルスワクチン接種だけは、ワンクッションを置き慎重に取り扱うよう、小児ワクチンの送付は希望者からの申込み制とするべきだったと考えます。 私の一般質問での副市長の答弁で、法定受託義務違反とかの問題ではなく、反対だからやめてほしいと言っているのではなく、メリットデメリットの情報を提起し、保護者の皆様に判断していただけるようにしてほしいと一般質問では言ったわけでございます。実際全国でも一斉送付は行わないという自治体もあります。また、アンケートを取って保護者の皆様の意見を聞いている自治体もあります。私は、新型コロナウイルスワクチンを否定するものではございません。保護者の皆様にもいろいろな意見があるのは当然です。その保護者の皆様の声が行政に届いているのでしょうか。都合の悪い情報を流さないようでしたら、平等性と公平性に欠けます。新型コロナウイルス感染症では、重症化する子どもも、死亡する子どももほとんどいないといいます。しかし、新型コロナウイルスワクチンの死亡や副反応が出ている事例を国の予算の分科会では出しています。そのような資料をしっかりと情報として「広報ふじのみや」とかホームページに載せるべきですが、どこを見てもありませんでした。富士宮市から来るラインでは、ライン満足度調査というアンケートを実施しております。ですから、SNSなどを使ってできないわけがないと思います。 話は変わりますが、旧芝川町と富士宮市の合併で、当時の芝川町の役場は合併のメリットデメリット、また5年に破綻するような財政のシミュレーションを数字を使い1冊の冊子にして全戸配布しました。その数字を見て合併運動が展開されていったのです。数字を根拠に説明されたことによって、私たちは町の状況を初めて知り、旧芝川町民は動き出したのです。全ての資料を出したのですから、すばらしい首長だったと思います。 国が大丈夫、大丈夫と言って大丈夫でなかったことがいっぱいあります。薬害エイズの問題もそう。最近では子宮頸がんワクチンとか、まだいろいろあります。ましてや、厚生労働省が国会の分科会の答弁で、オミクロン株のデータはないと、また臆測でやっていると言っている未知のワクチンは慎重に対応すべきです。小さな子どもたちの長い将来がかかっているからです。また、子どもの存在は富士宮市の未来のそのものだからです。この新型コロナウイルスワクチンの検証は、必ず5年後、10年後にされるでしょう。そのときに富士宮市議会は、子どもの新型コロナウイルスワクチンにどのような議論がされたのか、議事録をめくる人が必ずいるでしょう。何でもそうですが、国は責任を地方に押しつけ、地方は議会の判断に委ね、全ては最後はいいも悪いも議会の責任になるのでしょう。きっとあのときの子どもの新型コロナウイルスワクチンの決行は、議会の判断だったというのでしょう。だから、私は一人でも反対しました。 最後に、予算委員会が終わり、キセキとして反対討論をした後に、市民を含め何人かの人たちの圧力とも取れる言動がありました。また、挨拶をしても返してくれない職員もいました。議員の役割の中に行政の監視、また予算の議決などがあります。この小児ワクチンに対して、島田市は補正予算も当初予算も複数の議員が反対討論をしています。新型コロナウイルスワクチンそのものにも反対していました。また、熱海市も予算を否決しました。予算に反対することは、全国どこでも既にやっていて珍しいことでもないのです。この圧力とも取れる行為は、自治法にある議員の役割や権限に抵触するものであって、許し難いことです。 このような圧力に抗議することを付け加え、5から11歳の新型コロナウイルスワクチンの予算の反対討論とさせていただきます。 ○議長(小松快造議員) 次に、賛成討論を許します。 発言通告順により、1番 渡辺佳正議員の発言を許します。1番 渡辺佳正議員。               〔1番 渡辺佳正議員 登壇〕 ◆1番(渡辺佳正議員) 議第21号令和4年度富士宮市一般会計予算について、日本共産党議員団を代表して賛成討論を行います。 今回の予算は、今も続く2年間のコロナ感染拡大で予断を許さない状況下で編成をされました。また、今定例会中にロシアによるウクライナ侵攻が発生して、その状況は第二次世界大戦後の最悪最大の侵略戦争に発展し、核兵器の使用まで危惧される深刻な状況です。国内外の経済から私たちの日常生活まで深刻な影響が心配される事態となっています。この非常事態時でも、行政は富士宮市民の命と暮らしを守る立場で来年度の予算を編成し、議会はその予算について様々な観点から質疑や提案を行い、日本共産党議員団は総合的な観点から賛成すべき予算と判断をいたしました。 まずは、コロナ禍の2年間で無症状者への積極的なPCR検査高齢者施設や小中学校、保育所などにおける感染拡大防止対策、陽性者が確認された場合の迅速な対応、新型コロナウイルスワクチン接種体制の構築、地域経済と市民の暮らしを応援する様々な施策、医療、介護、保育、教育などの現場で昼夜を問わず献身的に奮闘されてきたエッセンシャルワーカーの皆さん、本当に皆さんの御努力に心から感謝を申し上げます。 来年度の国家予算は、コロナ対策費がゼロ、感染拡大には5兆円の予備費で対応するという成り行き任せの予算になっています。市として積極的なコロナ対策予算が組めない中でも、引き続き無症状者のPCR検査プレミアム付き商品券の発行などで市民の安心、暮らしの応援に取り組む姿勢を評価します。ただ、何度も指摘をいたしましたが、PCR検査抗原検査の試薬不足、あまりにも高額な日本のPCR検査費用など、諸外国と比べて大変遅れている部分については、国に改善を求めていく積極的な姿勢が求められています。プレミアム商品券については、1万円を払って購入することも難しい市民がいることへの配慮が求められます。 エッセンシャルワーカー処遇改善については、会計年度任用職員の保育士の処遇改善だけが今回の予算に盛り込まれていますが、まだまだ十分とは言えません。全てのエッセンシャルワーカーについて、仕事の実態に応じた賃金を目指していただきたいと思います。 加齢による難聴者への補聴器購入費助成制度は、家に閉じ籠もりがちな高齢者の社会参加を後押しし、認知症予防に大きな効果が期待されています。この制度を長年要望してきた市民の声に応えていただき、本当にありがとうございます。 ゼロカーボン事業については、まだ緒に就いたばかりで現時点では評価は難しいですが、今年度策定したゼロカーボン推進戦略に基づいて今後のさらなる進展が望まれます。 市立病院事業会計への17億円繰り出しについては、不採算部門を抱える公立病院の運営を変えるために必要な支出です。引き続き、市当局と市立病院の連携による医師確保などで市民の命と健康の拠点である市立病院の維持、発展に努めていただくようお願いいたします。 その他、予算審査特別委員会一般質問などにおける指摘、提案などを十分留意されて、来年度の予算執行に努めていただくことを求めます。 最後に、この本予算に関わる一般質問で市長から大変残念な発言がありました。これは、本予算に関わることですので、このことも指摘しなければなりません。5歳から11歳の子どもの新型コロナウイルスワクチンについて、一方的な反対意見ではなく慎重な取扱いを求める質問に対して、市当局と議員の考え方が違うことをロシアとウクライナに例えて、幾ら議論しても無駄だと切り捨てるような市長の発言がありました。小児の新型コロナウイルスワクチンについては、国は保護者の接種努力義務を適用せず、今後の最新の科学的知見に基づいて改めて議論をしていくという方針です。このように国の小児ワクチンに対する方針が明確に定まらない中で接種事業を開始する、それは富士宮市にとっても、どこの自治体にとっても大変難しい状況であることは間違いありません。しかし、そのような難しい状況の中で、やはり接種に不安を抱える保護者に対して丁寧な説明をすることは行政の務めではないでしょうか。当局と考え方が違うことをロシアとウクライナの関係に例えることは、あまりにも感情的な発言であります。市長には、来年度の予算執行に当たって賛成意見も反対意見も市政運営に生かしていただくことを強く求めます。 以上、評価することは評価し、指摘すべきは指摘して、日本共産党議員団を代表しての賛成討論といたします。 ○議長(小松快造議員) 次に、反対討論を許します。反対討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 次に、賛成討論を許します。 発言通告順により、6番 望月則男議員の発言を許します。6番 望月則男議員。               〔6番 望月則男議員 登壇〕 ◆6番(望月則男議員) 令和4年度一般会計予算について、富岳会、育成、至誠、公明会の4会派を代表しまして賛成討論を行います。 令和3年度は、当初新型コロナウイルスワクチン接種の効果により景気が上向くとの見方でいましたが、昨年末からのオミクロン株による蔓延防止措置など、いまだ予断を許さない状況に置かれている中、コロナによってできなかったということで済ますのではなく、コロナにおいても発展したと言えるように地方行政も努力していく必要を感じた1年でした。 そんな中、予算審査特別委員会の質疑、答弁で、市当局は明るい見通しに期待しつつも、実態としての厳しさを認識しており、市長や財政部長の答弁でもあった、事業の緊急度や優先度を見極め、選択と集中が図られた予算編成になったことは大いに評価いたします。 作成されました令和4年度一般会計予算は、再エネ設備導入可能性調査、創エネ・蓄エネ機器等設備補助、病児保育室等新設、サテライトオフィス、コワーキングスペース整備、窓口POS機器更新、学校の検温・健康観察アプリ導入など、時代が求める持続可能な社会の構築を進める中で、新型コロナウイルス感染症対応にも配慮され、道路台帳基図デジタル化などの将来を見据えた投資も行われ、疲弊した社会経済対策としてはプレミアム付き商品券の再度の発行で対応するなど、持続可能な市政を意識した、また将来を見据えた予算になっていること、コロナ禍の中でも将来都市像に向けた確実な歩みを続けていくものであることを感じました。保健所がない当市でもいち早く市独自のPCR検査を実施し、また感染に対する不安を取り除くためにも専用の窓口を設置し、市民に大きな安心感を与えることにつながっています。また、須藤市長が広報で訴えることは、マンネリ化による効果が薄れる可能性に注意しながら行っていただくことで、市民の行動に少なからず影響を与えると思います。引き続き、市独自のPCR検査の実施は継続していただきますようお願いいたします。 市制施行80周年事業を通して先人の方々のこれまでの御尽力に感謝し、安全安心に暮らせる未来を次の世代につなげていくという思いを市民の皆様と共有していきたいという強い思いの中、様々な事業も計画されています。須藤市長の描く輝く富士宮の未来像を全ての市民が共有できるように見える化をしていただき、一つ一つの事業が80周年のイベントで終わることなく、市民参加の継続事業としていただきますよう強く要望いたします。 以上、令和4年度の一般会計予算案は、各世代、各部署、各事業、全体的に配慮されたものであり、おおむね100点満点に値するものと評価いたします。我々の仕事は、制度を整備することです。選択するのは市民です。ほんの一部の考えの違いをもって予算案に反対することは、経済、福祉、教育など早急な予算執行を待ち望む民意を全く無視した暴挙と言わざるを得ません。議員諸氏の冷静な判断と賛同をお願い申し上げ、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(小松快造議員) 次に、反対討論を許します。反対討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 次に、賛成討論を許します。賛成討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 討論なしと認めます。よって、議第21号に対する討論を終結します。 次に、議第22号から議第31号までに対する討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 討論なしと認めます。 以上で議第22号から議第31号までの10件に対する討論を終結します。 これより議第21号令和4年度富士宮市一般会計予算を採決します。 本件に対する委員長の報告は可決すべきものです。 議第21号は、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(小松快造議員) 起立多数です。よって、議第21号令和4年度富士宮市一般会計予算は、原案のとおり可決されました。着席ください。 次に、議第22号令和4年度富士宮市北山財産特別会計予算を採決します。 本件に対する委員長の報告は可決すべきものです。 議第22号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、議第22号令和4年度富士宮市北山財産特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、議第23号令和4年度富士宮市国民健康保険事業特別会計予算を採決します。 本件に対する委員長の報告は可決すべきものです。 議第23号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、議第23号令和4年度富士宮市国民健康保険事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、議第24号令和4年度富士宮市上井出区財産区特別会計予算を採決します。 本件に対する委員長の報告は可決すべきものです。 議第24号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、議第24号令和4年度富士宮市上井出区財産区特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、議第25号令和4年度富士宮市猪之頭区財産区特別会計予算を採決します。 本件に対する委員長の報告は可決すべきものです。 議第25号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、議第25号令和4年度富士宮市猪之頭区財産区特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、議第26号令和4年度富士宮市根原区財産区特別会計予算を採決します。 本件に対する委員長の報告は可決すべきものです。 議第26号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、議第26号令和4年度富士宮市根原区財産区特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、議第27号令和4年度富士宮市介護保険事業特別会計予算を採決します。 本件に対する委員長の報告は可決すべきものです。 議第27号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、議第27号令和4年度富士宮市介護保険事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、議第28号令和4年度富士宮市後期高齢者医療事業特別会計予算を採決します。 本件に対する委員長の報告は可決すべきものです。 議第28号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、議第28号令和4年度富士宮市後期高齢者医療事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、議第29号令和4年度富士宮市水道事業会計予算を採決します。 本件に対する委員長の報告は可決すべきものです。 議第29号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、議第29号令和4年度富士宮市水道事業会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、議第30号令和4年度富士宮市下水道事業会計予算を採決します。 本件に対する委員長の報告は可決すべきものです。 議第30号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、議第30号令和4年度富士宮市下水道事業会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、議第31号令和4年度富士宮市病院事業会計予算を採決します。 本件に対する委員長の報告は可決すべきものです。 議第31号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、議第31号令和4年度富士宮市病院事業会計予算は、原案のとおり可決されました。 ○議長(小松快造議員) 次に、追加送付されました当局提出議案の審議に入ります。 ここで市長から市当局提出議案の概要説明を求めます。市長。〔市長 須藤秀忠君 登壇〕 ◎市長(須藤秀忠君) 提出議案の概要について説明申し上げます。 今定例会へ追加で提出させていただきました議案は、条例3件、補正予算2件、報告4件、その他1件の合計10件であります。よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。 △日程第13 報第 9号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について △日程第14 報第12号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について ○議長(小松快造議員) 次に、日程第13 報第9号損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について及び日程第14 報第12号損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告についてを議題とします。 当局から提案理由の説明を求めます。芦澤副市長。〔副市長 芦澤英治君 登壇〕 ◎副市長(芦澤英治君) ただいま上程されました報第9号及び報第12号の2議案につきまして、一括して説明申し上げます。 まず、報第9号損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について説明申し上げます。本案は地方自治法第180条第1項の規定に基づき、市議会の委任により専決処分した損害賠償の額の決定及び和解について、同条第2項の規定により報告するものであります。 本件事故につきましては、令和3年12月10日正午頃、公用車が県道へ進入するために右折しようとした際、右側から走行してきた相手方車両に接触し、当該車両の左後部のドア等を損傷させたものであります。この事故による損害賠償額につきましては、既に示談が成立しております。賠償金につきましては、全国市有物件災害共済会の保険金により全額賄われるものであります。 なお、参考までに申し上げますと、その過失割合は富士宮市が90%であります。 次に、報第12号損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について説明申し上げます。本案も、前議案と同様に、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、市議会の委任より専決処分した損害賠償の額の決定及び和解について、同条第2項の規定により報告するものであります。 本件につきましては、職員が令和4年1月14日に起こした自損事故により、公用車が全損となったことに伴い、当該公用車のリース契約を締結している相手方に損害を与えたことから、その損害を賠償し、和解したものであります。本件に係る損害賠償額につきましては、既に示談が成立しております。 今後も、職員に対しましては、なお一層の注意と慎重さを喚起してまいります。 ○議長(小松快造議員) 当局からの報告は終わりました。 本件については、地方自治法第180条第2項の規定により、議会に報告すれば足りるものですが、この際、本件に対する質疑に入ります。 初めに、日程第13 報第9号損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について質疑を許します。御質疑ありませんか。1番 渡辺佳正議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 今定例会中にこういった専決処分報告がかなり多く出てきているかなというふうに思うのですけれども、この2月定例会中に起きた案件について、もう一度どうしてこういった状況が続いているのか、職員の勤務状況があまりにも大変なのか、ちょっとその辺の要因をどのように考えているのか伺います。 ○議長(小松快造議員) 総務部長。 ◎総務部長(滝川日出男君) 要因につきましては、それぞれ事故の状況が違いますので、その場その場の検証を12月から行っております。それで、今個々の要因を申しますと、かなり時間がかかりますので、個々の状況によって違うということは御理解いただきたいと思います。それで、確かに事故が多いということで、昨年の12月から各課で検証を行っていただいています。各課ミーティングを行っていただいて、どういうことが原因になっているかと、そういうことを検証した上で、今後どういうことをしたら、こういうような事故が起こらないかと、そういうような検証を行っておりますので、1月以降そのような状況を検証し、さらに予防策を取って、こういうような事故が起こらないように職員一同、一丸となって事故がないような状況をつくっていきたいと考えております。 ○議長(小松快造議員) 1番 渡辺議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) それぞれ状況が違うということですけれども、今はどれでしょうか。たくさんあるものですから、報第9号ですか、今の。これについては、要因はどのように考えていますか。 ○議長(小松快造議員) 総務部長。 ◎総務部長(滝川日出男君) 報第9号につきましては、狭い道を、擦れ違いがなかなか難しいところを要は一旦停止をしていかないで、そのまま大丈夫だろうといって擦れ違ったときにカーブミラーがぶつかったというような事案です。ですので、そういうところにつきましても、まずは一旦停止をするべきだというような検証結果が出ておりますので、まずは一つ一つ慎重に運転をすれば避けられると思いますので、それは周知徹底していきたいと思っております。 ○議長(小松快造議員) 1番 渡辺議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 一旦停止は、別に一旦停止の標示はないところだったということですか。特に標示がないところでも注意すべき地点だったと、そこで一旦停止しなかったという。別に道路交通法に違反していたわけではないということですか。 ○議長(小松快造議員) 総務部長。 ◎総務部長(滝川日出男君) そのとおりです。 ○議長(小松快造議員) 他にありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了します。 次に、日程第14 報第12号損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について質疑を許します。 御質疑ありませんか。12番 深澤竜介議員。 ◆12番(深澤竜介議員) この件は、自損事故ということで廃車にしたということですか。ということで非常に珍しいケースなのですが、事故の状況としてはどういう状況だったのかという点と、そうなると実際運転していた方、あるいは同乗者の方はどんな状況というか、けがなりあったのかどうなのか。仮にあった場合、その扱いはどうなっているのかという点についてお聞きします。 ○議長(小松快造議員) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(飯島卓君) 本件の事故の概要ですけれども、日付は先ほど申し上げたとおりでございますが、会計年度任用職員の保育士が子育て応援ヘルパー等派遣事業の中で、養育支援訪問に午後1時10分に出向くその途上でございました。保健センターの北西側の雇用者駐車場を出庫して、左折の上で一般道に出ようとしたところを運転操作を誤って直進しまして、道路反対側の歩道を乗り越えた上で富士宮西高等学校のブロック擁壁に衝突したと、事故の概要はそういったものでございます。 今現在、市が管理する公用車につきましては、総務部長主導の下に、全てドライブレコーダー、私どもの公用車はつけて配備しております。そこで、当人のけがの状態ですけれども、衝突による衝撃と、それから恐らくはエアバッグ作動による衝撃をもって、胸部痛とそれから腰痛を訴えられまして救急搬送されました。そのときに一言だけ、ペダルを踏んだときの感触がおかしかったということだけは確認は取れました。ドライブレコーダーをもって、後日改めて内容を確認しました。そうしたところ、どうもブレーキペダルの踏み間違いによって、そのまま一旦停止もできずに直進をしてしまったといったようなことが想定されるところでございます。本人につきましては、市立病院において第二腰椎圧迫骨折との診断が下りております。今現在も自宅療養中、自宅安静を求められているという状況です。この治療につきましては、公務災害が適用されるということで手続を行っておりますので、事故の概要としては以上でございます。 ○議長(小松快造議員) 総務部長。 ◎総務部長(滝川日出男君) すみません。事故の内容がちょっと違っておりまして、この件につきましては、県道へ進入するために右折しようとした際の右側から走行してきた相手方車両に接触し、当該の車両の左後部のドアを損傷させたものでありまして、あくまで交差点で右折するときにやったということで、検証はやはり慎重に運転するということになりますので、そのような検証をしております。 すみません、訂正させていただきます。 ○議長(小松快造議員) 総務部長、今の答弁は深澤議員に対しての答弁ですか。総務部長。 ◎総務部長(滝川日出男君) 失礼しました。渡辺佳正議員の。 ○議長(小松快造議員) 12番 深澤竜介議員。 ◆12番(深澤竜介議員) それで、会計年度任用職員ということで、正規職員との扱いについては違いはあるのでしょうか。その点だけちょっと確認させてください。 ○議長(小松快造議員) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(飯島卓君) 会計年度任用職員につきましても、地方公務員という位置づけでございます。ですので、公務災害の適用もしっかりと対応しているところでございます。本人につきましては、先日、本人が来所をいただきまして、何とか回復に向かっているという状況を確認しております。できれば完治をもって復帰したいという意向も確認ができているところでございます。 以上でございます。 ○議長(小松快造議員) 12番 深澤議員。 ◆12番(深澤竜介議員) それと、今回出ていないのですが、ぶつかった西校のほうの損害、これはどうなのですか。また後でそれ何か示談成立したら、そっちが出てくるということなのですか。 ○議長(小松快造議員) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(飯島卓君) 事故当時に西校の校長先生立会いの下に現場を確認させていただきました。ブロック擁壁につきましては、全く損傷がないという状況でございます。 以上です。 ○議長(小松快造議員) 他にありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了します。 以上で報第9号及び報第12号に対する質疑を終了しましたが、この際、質疑漏れがありましたら、これを許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 以上で報第9号及び報第12号については報告済みとします。 △日程第15 報第10号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について △日程第16 報第11号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について ○議長(小松快造議員) 次に、日程第15 報第10号損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について及び日程第16 報第11号損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告についてを議題とします。 本件については、地方自治法第180条第2項の規定に基づく専決処分報告のうち、人身に係るものを除く1件につき10万円未満の損害賠償及び和解案件ですので、既に配付してあります市長からの専決処分の報告書をもって報告済みとします。 △日程第17 議第32号 富士宮市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について △日程第18 議第33号 富士宮市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について △日程第19 議第34号 富士宮市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について △日程第20 議第35号 財産の取得について ○議長(小松快造議員) 次に、日程第17 議第32号富士宮消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定についてから日程第20 議第35号財産の取得についてまで、4件を一括議題とします。 当局から提案理由の説明を求めます。芦澤副市長。〔副市長 芦澤英治君 登壇〕 ◎副市長(芦澤英治君) ただいま上程されました議第32号から議第35号までの4議案につきまして、一括して説明申し上げます。 まず、議第32号富士宮消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。 本案は、日本政策金融公庫等が行う年金等の受給権を担保とした貸付制度が廃止されることに伴い、当該貸付制度のために消防団員等の傷病補償年金等の受給権を担保に供することを例外的に認める規定を廃止するため、条例の一部を改正するものであります。 次に、議第33号富士宮市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。 本案は、令和3年人事院勧告に準じ、期末手当の支給割合の引下げを行うため、4条例の一部をそれぞれ改正するものであります。 次に、議第34号富士宮市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。 本案は、人事院規則の改正に準じ、育児休業等の取得要件のうち、非常勤職員の在職期間の要件を廃止するとともに、育児休業を取得しやすい勤務環境を整備するため、条例の一部を改正するものであります。 次に、議第35号財産の取得について説明申し上げます。 本案は、富士宮市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、財産の取得について、市議会の議決をお願いするものであります。 取得しようとする財産は、プロジェクター132台並びにマグネット式スクリーン109台及び自立式スクリーン24台であり、市立小学校の授業において使用するものであります。去る3月2日、5社による指名競争入札を執行したところ、日興通信株式会社沼津支店が1,634万9,000円で落札しましたので、消費税及び地方消費税を含み、1,798万3,900円で仮契約を締結いたしました。 以上、一括して説明申し上げました4議案につきまして、よろしく御審議の上、御決定をお願いいたします。 ○議長(小松快造議員) 当局からの説明は終わりました。これより質疑に入ります。 初めに、日程第17 議第32号富士宮消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について質疑を許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了します。 次に、日程第18 議第33号富士宮市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について質疑を許します。御質疑ありませんか。1番 渡辺佳正議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) これは、この時期に出てくるというのがちょっとどういう状況なのか、人事院勧告に基づいてということですけれども、本来であれば当初予算のほうに出てくると、何か国会での法改正の関係もあると思うのですけれども、その辺の経緯を説明いただけますか。 ○議長(小松快造議員) 人事課長。 ◎人事課長(赤池新吾君) 今回の給与改正の時期についてでございますけれども、議員おっしゃったとおり、例年マイナス改定ということであれば、11月議会に上程をさせていただいて、12月の減額というようなことの流れでございますけれども、今回につきましては国のほうの総務副大臣通知、これによって12月の減額はするなという、そういう通知に基づいて、当市においてもその通知を準拠いたしまして、令和3年度分の期末手当の引上げに相当する額を令和4年の6月期末で調整をして支給をするという方向で決定をいたしました。 以上でございます。 ○議長(小松快造議員) 1番 渡辺議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 12月の期末手当はマイナス改定なしで、今後6月以降ずっとということですね、期限つきということではなくて。今、春闘のさなかで賃上げのムードが全産業に広げていかなければならない時期に公務員の期末手当を下げるということは、そういった賃上げのマインドというよく言い方しますよね。そういうのにマイナスの効果があるのではないかなと思うのですけれども、エッセンシャルワーカーを含めて全て関わってくる話ですので、そういう影響を考えると、私はちょっと職員、一般職の方については、これは引き下げるべきではないと思うのです。特別職とか議員、これは引き下げていいと思うのですけれども、この辺についてどういう議論が行われたのかお知らせください。 ○議長(小松快造議員) 人事課長。 ◎人事課長(赤池新吾君) 今、議員おっしゃるとおり、今コロナ禍の経済状況の中で、マイナス改定を公務員自体がするのはいかがなものかというところのお話だと思いますけれども、12月の減額改定するときに確かに国のほうもこの時期に公務員を減額するについてはどうかということを、この12月を見送った原因の一つとして通知の中にも入っておりました。では、なぜ6月にそれをやらずにということでございますけれども、これは人事院勧告の、要するに民間の給与の水準を公務員も追随をして改定をしていくということについていうと、もうこれはこれまでプラスについてもマイナスについてもやってきたというところでございますので、これについてはとうとう6月において実施をするというような決定を国のほうでしたということになります。これについては、富士宮市もそれに追随をしたということになります。 以上です。 ○議長(小松快造議員) 1番 渡辺議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 人事院勧告というのは一般職だけではなくて、特別職とか議員、こういうものについてと一般職というのを分けて議論していたと思うのです。その辺の議論はどうだったのですか。 ○議長(小松快造議員) 人事課長。 ◎人事課長(赤池新吾君) おっしゃるとおりです。特別職、議員について人事院勧告のこの結果を同じように反映させるという義務は一切ございません。ただ、これまでも一般職、特別職、同じようにやってまいりましたので、ここで改定の条例を上程をさせていただいております。 以上です。 ○議長(小松快造議員) 他にありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了します。 次に、日程第19 議第34号富士宮市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について質疑を許します。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了します。 次に、日程第20 議第35号財産の取得について質疑を許します。御質疑ありませんか。3番 近藤千鶴議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) このプロジェクター等、このことなのですが、もう少し詳しくどんな場面にどこにどのように配置するのか、すみません、詳細に説明をお願いします。 ○議長(小松快造議員) 学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(高田真和君) 申し訳ございません、ちょっと聞き逃してしまったものですから、もう一度質問のほうをよろしくお願いいたします。申し訳ございません。 ○議長(小松快造議員) 3番 近藤議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) このプロジェクターをどこにどのように配置して、どのような場面で使うのかということを詳細にお知らせください。 ○議長(小松快造議員) 学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(高田真和君) 基本的には教室での使用になります。自立式のスクリーンについては、教室以外での希望がございまして、配備を進めているところでございます。 ○議長(小松快造議員) 3番 近藤議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) これら全てを小学校、中学校全部のクラスにということではなくて。小学校と言ったかしら。                 〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆3番(近藤千鶴議員) 小学校ですか。今クラスで使うのでしたら、アイパッドではやっぱり間に合わないのですか、どうなのですか。 ○議長(小松快造議員) 学校教育課参事。
    ◎学校教育課参事(高田真和君) 今回導入いたしましたパソコンもアイパッドと同じような使い方ができるものではございますけれども、共同発表とか、そういった場合に、どうしても画面が小さくなって全員が一斉に見れるということができないとか、そういった問題もございますので、大きいスクリーンで子どもたちがちゃんと見やすいように、全員が一斉に見られるような大きさでスクリーンを用意するということで今回は配備させていただくことになってございます。 以上です。 ○議長(小松快造議員) 2番 若林議員。 ◆2番(若林志津子議員) 132台というと、全部で小学校109校です。1校に1台になるのか、その辺の配置というか、132台をどういうふうに各小学校に行く、これからの話になるのか。その辺がちょっと、各学校といっても各学校に1個なのか、各学年に1個なのか、ちょっとその辺の数をもう一度教えてください。 ○議長(小松快造議員) 学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(高田真和君) すみません。今手元にどこの学校に何台ずつかという、ちょっと台数自体は手元にないのですけれども、各教室に1台ずつ配備するという数となっております。 以上です。 ○議長(小松快造議員) 22番 松永議員。 ◆22番(松永孝男議員) これは、市立小学校の授業において使用するということになっているのですけれども、中学のほうはまた別の、来年とか、そういう整備の予定はあるのでしょうか。 ○議長(小松快造議員) 学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(高田真和君) 既に中学校のほうでは配備が終了しております。 以上です。 ○議長(小松快造議員) 22番 松永議員。 ◆22番(松永孝男議員) いつだったですか、僕は母校が北山中学校なのですけれども、ほかを見て回ったわけではないのですけれども、たまたま行ったときに北山中学校のスクリーンもプロジェクターも非常に具合が悪くて、すぐに映像が出てこない、スクリーンはしわだらけで物すごく見にくいと、そんな状態だったのですけれども、そういうのはもう改善されたということでいいのですか。 ○議長(小松快造議員) 学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(高田真和君) すみません。中学校のほうの状況まで把握しておりませんで、今この場でちょっとお答えできないのですけれども、こちらのほうには特にそういった要望、もう使えないとかということでの報告は受けてございません。 ○議長(小松快造議員) 14番 佐野和彦議員。 ◆14番(佐野和彦議員) 前にちょっと授業風景を見たことがありまして、タブレットになってからかなり教職員の方がやっぱりやりづらそうだったのです。もちろんタブレットを使いながら黒板を使って、なおかつプロジェクターを使うとなると、配置というわけではないですけれども、大変なのではないかななんて思うのですけれども、黒板の面積を利用したやり方というのは考えられなかったのかお伺いします。 ○議長(小松快造議員) 学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(高田真和君) マグネット式のスクリーンを今回購入する予定なのですけれども、こちらについては教室で使うことを想定しておりまして、黒板に張りつけるマグネット式のタイプになっておりますので、黒板をそのような形で使って授業のほうを進めることができるというふうに考えております。 ○議長(小松快造議員) 14番 佐野和彦議員。 ◆14番(佐野和彦議員) 分かりました。いろいろと検討はされているとは思いますけれども、やっぱり現場の意見を尊重して、教職員が教えやすい体系を取っていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(小松快造議員) 他にありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了します。 以上で、日程第17 議第32号から日程第20 議第35号まで、一括4件に対する質疑を終了しましたが、この際、質疑漏れがありましたら、これを許します。御質疑ありませんか。1番 渡辺議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 先ほどの職員の給与に関する条例、議第33号で、第4条の一般職の任期付職員についてですけれども、この任期付職員の中には会計年度任用職員というのは含まれているのですか。 ○議長(小松快造議員) 人事課長。 ◎人事課長(赤池新吾君) 含まれておりません。 以上です。 ○議長(小松快造議員) 他にありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。 以上で日程第17 議第32号から日程第20 議第35号まで一括4件に対する質疑を終結します。 ただいま議題となっております日程第17 議第32号から日程第20 議第35号まで一括4件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、日程第17 議第32号から日程第20 議第35号まで一括4件については、会議規制第37条第3項の規定により委員会付託を省略することに決定しました。 これより討論に入ります。日程第17 議第32号から日程第20 議第35号までに対する討論はありませんか。1番 渡辺議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 議第33号について、反対討論を行います。 先ほどの質疑にあったように、市職員だけでなくて議員と特別職、任期付職員という4つの条例に関わる内容です。やはり今コロナ禍の中で本当に頑張っていただいている職員の皆さんの士気を引き下げることにもつながりますので、地方財政計画で過去最高の税収という状況の中で、引き下げる要因というのはないのではないか、どうしてここで引き下げるのか、人事院勧告自体が私はちょっと反対なのですけれども、そして先ほど申し上げましたように、今世の中は賃上げをして分配と成長で経済を回していくという時期にこれをするのは適切ではないと考えます。 したがいまして、第1条と第4条、これについて反対なのです。第2条と第3条については、引下げやむなしという立場でありますけれども、これ一括してということですので、分けて考えられませんので、議第33号については、賃下げの方向に全産業が向かいかねない、賃上げのムードを冷やすという理由で反対をいたします。 ○議長(小松快造議員) 次に、賛成討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 次に、反対討論ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 次に、賛成討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 以上で議第33号に対する討論を終了します。 他に討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 討論なしと認めます。 以上で議第32号から議第35号までに対する討論を終結します。 これより採決に入ります。 初めに、議第32号富士宮消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定についてを採決します。 議第32号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、議第32号富士宮消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議第33号富士宮市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定についてを採決します。 議第33号は原案のとおり決定することに賛成議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(小松快造議員) 反対が3です。起立多数ですので、よって、議第33号富士宮市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議第34号富士宮市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について採決します。 議第34号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、議第34号富士宮市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議第35号財産の取得についてを採決します。 議第35号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、議第35号財産の取得については、原案のとおり可決されました。 ここで10分間休憩取ります。                                     午前10時20分休憩                                                                            午前10時29分開議 ○議長(小松快造議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第21 議第36号 令和3年度富士宮市一般会計補正予算(第12号) △日程第22 議第37号 令和4年度富士宮市一般会計補正予算(第1号) ○議長(小松快造議員) 次に、日程第21 議第36号令和3年度富士宮市一般会計補正予算(第12号)及び日程第22 議第37号令和4年度富士宮市一般会計補正予算(第1号)の2件を一括議題とします。 当局から提案理由の説明をさせます。芦澤副市長。               〔副市長 芦澤英治君 登壇〕 ◎副市長(芦澤英治君) ただいま上程されました議第36号及び議第37号の2議案につきまして、一括して説明申し上げます。 まず、議第36号令和3年度富士宮市一般会計補正予算(第12号)について説明申し上げます。 今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、早急に対応が必要な経費を措置するとともに、コワーキングスペース整備費補助金及び住民税非課税世帯等臨時特別給付金について、国庫補助金の交付決定年度が令和3年度から令和4年度に変更となったことから、これに伴う予算を減額するほか、予算執行状況及び収入状況を把握する中で、決算見込みによる歳入歳出の補正を行いました。 今回の補正は5億3,200万円の減額でありまして、補正後の予算規模は547億9,300万円となるものであります。 補正の内容の主なものについて申し上げますと、まず歳入でありますが、第15款国庫支出金5億4,750万円の減額は、歳出に関連した特定財源の補正であります。 第19款繰入金1,550万円の追加は、不足する財源を補填するための財政調整基金繰入金であります。 次に、歳出でありますが、第2款総務費3,484万6,000円の減額は、コワーキングスペース整備費補助金に係る国庫補助金の交付決定年度が変更されたことに伴うものが主な内容であります。 第3款民生費5億687万3,000円の減額は、保育園等の施設消毒委託料を追加する一方、住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業に係る国庫補助金の一部について、交付決定年度が変更されたことに伴うものが主な内容であります。 第4款衛生費650万円の追加は、不妊・不育症治療費の助成に伴うものであります。 第10款教育費321万9,000円の追加は、小学校における修学旅行が中止となった場合のキャンセル費用に対する補助に伴うものが主な内容であります。 また、世界遺産のまちづくり推進事業ほか4件については、事業の進捗状況等により本年度内の完了が困難となったこと及び国庫補助金の交付決定年度が変更になったことに伴い、繰越明許費を補正いたしました。 以上が本補正予算の大要であります。 次に、議第37号令和4年度富士宮市一般会計補正予算(第1号)について説明申し上げます。 今回の補正予算は、前議案により令和3年度富士宮市一般会計補正予算から減額するコワーキングスペース整備費補助金及び住民税非課税世帯等臨時特別給付金について、新たに当該減額分と同額の予算を措置いたしました。 今回の補正は5億4,750万円の追加でありまして、補正後の予算規模は478億5,750万円となるものであります。 補正の内容の主なものについて申し上げますと、まず歳入でありますが、第15款国庫支出金5億4,750万円の追加は、歳出に関連した特定財源の補正であります。 次に、歳出でありますが、第2款総務費3,600万円の追加は、市内外の企業や移住者等がともに働きながら交流できるコワーキングスペースの整備に係る補助に伴うものであります。 第3款民生費5億1,150万円の追加は、住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業の実施に伴うものであります。 以上が本補正予算の大要であります。 以上、一括して説明申し上げました2議案につきまして、よろしく御審議の上、御決定をお願いいたします。 ○議長(小松快造議員) 当局からの説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 初めに、日程第21 議第36号令和3年度富士宮市一般会計補正予算(第12号)に対する質疑に入ります。 質疑の方法としては、歳入歳出補正予算事項別明細書より歳入から質疑を許してまいります。 なお、議員各位には、御質疑の際に、該当するページ数をお示しくださいますようお願いいたします。 初めに、15款国庫支出金、2項国庫補助金について質疑を許します。10、11ページです。御質疑ありませんか。1番 渡辺議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 10、11ページの民生費国庫補助金、これは住民税非課税世帯への臨時特別給付金、先ほどの説明でこの国庫補助金の交付決定年度が令和4年度になったということですけれども、全部が令和4年度になったのではなくて、その一部ということで、もう既にこれ始まっているのではないかなと思っていますけれども、その辺の全体のこの事業について、一部が令和4年度にずれ込むのか、ちょっとその辺の説明をお願いします。 ○議長(小松快造議員) 福祉企画課長。 ◎子ども統括監兼福祉企画課長(稲垣康次君) 本件につきましては、本定例議会で専決処分の報告を行わせてもらったものでございます。そのときが事業費及び事務費の全体15億1,500万円を令和3年度に計上し、本来当初は市町村がその令和4年度に繰越しの処理を行うことができるといったような方向で行っていました。これに伴い国から全事業費の65%分、9億4,950万円が概算払いで支払われております。今回、国から改めて令和3年度の支出未済額については、国が繰越処理を行う旨の通知がございましたので、今回概算払いされていない全事業費の35%分、5億1,150万円を令和3年度予算から削り、令和4年度予算に計上するものでございます。 以上です。 ○議長(小松快造議員) 1番 渡辺議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 令和4年度に行うということは、4月1日以降の発行、それから支給も4月1日以降にずれてしまうということですか。 ○議長(小松快造議員) 福祉企画課長。 ◎子ども統括監兼福祉企画課長(稲垣康次君) 当初からこの事業費の分は、現在確定している部分でいうと、3億円というか、3,000人分が今年度支出で確定しているものでございまして、それ以外の事業費だとか事務費、それについては令和4年度の執行でできるものもございますので、そういった切り分けの中で実施するものでございます。 ○議長(小松快造議員) 1番 渡辺議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) だから、事務費とかではなくて、支給される人に対する通知と実際の支給日というのがかなり遅くなってしまうのではないかなという、その辺の心配です。 ○議長(小松快造議員) 福祉企画課長。 ◎子ども統括監兼福祉企画課長(稲垣康次君) その辺の通知とか、今年度中に申請を上げてくださったものについての支給についての影響はございません。令和3年度予算で実施できることになっております。 以上です。 ○議長(小松快造議員) 他にありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。 次に、19款繰入金、3項基金繰入金について質疑を許します。10、11ページです。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。 以上で歳入に対する質疑を終了します。 これより歳出に対する質疑を許します。 事項別明細書のページ数をお示しいただきますよう、よろしくお願いします。 初めに、2款総務費、1項総務管理費について質疑を許します。12、13ページです。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。 次に、3款民生費、1項社会福祉費について質疑を許します。12、13ページです。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。 次に、2項児童福祉費について質疑を許します。12、13ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。 次に、4款衛生費、1項保健衛生費について質疑を許します。12、13ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。 次に、10款教育費、1項教育総務費について質疑を許します。14、15ページです。御質疑ありませんか。12番 深澤竜介議員。 ◆12番(深澤竜介議員) 修学旅行の実施支援補助金ということで、一応確認させてください。修学旅行のほうは、キャンセルした場合の補助ということであるのですが、実際問題のところは、市内の小中学校全校行けているのでしょうか、その確認をさせてください。 ○議長(小松快造議員) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(望月俊伸君) 中学校、小学校とも全校、おかげさまで実施をすることができました。ありがとうございます。 ○議長(小松快造議員) 12番 深澤議員。 ◆12番(深澤竜介議員) 当初企画変更の場合の企画料を補助していただけるというか、補填していただけるという話だったのですが、今回のこの予算というのは、となると修学旅行に行けたということは、実際は実行されることはないということなのですか、それとも企画料で幾らか変更のことで実行される部分があるということなのでしょうか。 ○議長(小松快造議員) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(望月俊伸君) この数字は、計上する時点ではどうなるかということで不明でしたけれども、実施することができましたので、こちらの金額は不要ということで支出することはございません。 ○議長(小松快造議員) 他にありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。 次に、6項社会教育費について質疑を許します。14、15ページです。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。 以上で歳出に対する質疑を終了します。 以上で議第36号に対する質疑を終了しましたが、この際、質疑漏れがありましたら、これを許します。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 次に、日程第22 議第37号令和4年度富士宮市一般会計補正予算(第1号)に対する質疑に入ります。 質疑の方法としては、歳入歳出補正予算事項別明細書により歳入から質疑を許してまいります。 それでは、15款国庫支出金、2項国庫補助金について質疑を許します。10、11ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。 以上で歳入に対する質疑を終了します。 これより歳出に対する質疑を許します。 初めに、2款総務費、1項総務管理費について質疑を許します。12、13ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。 次に、3款民生費、1項社会福祉費について質疑を許します。12、13ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。 以上で歳出に対する質疑を終了します。 以上で議第37号に対する質疑を終了しましたが、この際、質疑漏れがありましたら、これを許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 お諮りします。ただいま議題となっております日程第21 議第36号及び日程第22 議第37号の一括2件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、日程第21 議第36号及び日程第22 議第37号の一括2件については、会議規制第37条第3項の規定により委員会付託を省略することに決定しました。 これより討論に入ります。日程第21 議第36号及び日程第22 議第37号に対する討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 討論なしと認めます。 以上で議第36号及び議第37号に対する討論を終結します。 これより採決に入ります。 初めに、議第36号令和3年度富士宮市一般会計補正予算(第12号)を採決します。 議第36号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。                                     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、議第36号令和3年度富士宮市一般会計補正予算(第12号)は、原案のとおり可決されました。 次に、議第37号令和4年度富士宮市一般会計補正予算(第1号)を採決します。 議第37号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、議第37号令和4年度富士宮市一般会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決されました。 以上で本日の日程は全部終了しました。 これをもちまして、2月定例会に付議されました案件の審議は全部終了しました。 ここで、令和4年2月定例会を閉じるに当たり、一言御挨拶を申し上げます。 初めに、昨夜、福島県沖を震源地とする最大震度6強の地震がありました。被害に遭われた方々に心よりお悔やみとお見舞いを申し上げるとともに、対応に当たる方々の安全をお祈り申し上げます。市内でも震度3の揺れを観測し、東日本大震災を思い起こされた方も多かったことと思います。震災の教訓を生かし、さらなる安全安心なまちづくりに取り組んでいかなければならないと思いを強くしたところであります。 さて、去る2月9日以来37日間にわたり、本会議及び委員会において終始熱心に御審議を賜り、誠にありがとうございました。今定例会に提出されました議案は、令和4年度の一般会計をはじめとした各予算等がありました。これから市民生活に直結する重要案件が山積してまいりましたが、議員並びに当局の御協力により、これら全ての審議が終了しましたことに、心から感謝申し上げます。 次に、本年3月をもって退職される職員の皆様、長い間、市民の福祉向上のために奉職をされ、ありがとうございました。市議会を代表して感謝申し上げます。今後は、健康に十分留意され、一市民として地域奉仕を、時には後輩のよき指導者として行政の手助けをお願いいたしたいと思います。 終わりに、議員並びに当局の皆様の御健勝と今後の御活躍を祈念申しまして、閉会の挨拶といたします。 ここで、市長から発言を求められておりますので、これを許します。市長。〔市長 須藤秀忠君 登壇〕 ◎市長(須藤秀忠君) 議長のお許しをいただきましたので、市議会2月定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 去る2月9日の開会以来本日まで、議員各位におかれましては、提案申し上げました令和4年度富士宮市一般会計予算をはじめ、重要案件につきまして連日にわたり御審議をいただき、それぞれ御決定を賜りまして、誠にありがとうございました。 代表質問、予算審査特別委員会一般質問等における議員各位の御意見、御提言及び御要望につきましては、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えております。 いまだ本県にまん延防止等重点措置が適用されている現状において、引き続き新型コロナウイルス感染拡大防止のための十分な対策を講じつつ、市としてでき得る限りの施策を展開し、より一層の市民生活の安全と安心を図ってまいる所存でありますので、議員各位におかれましては、さらなる御理解と御協力のほどを賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 なお、昨晩、福島県沖を震源とした最大震度6強の地震があり、本市においても震度3の揺れを観測いたしました。東日本大震災から11年が経過し、先日は本市においても職員を対象に早朝動員訓練を実施し、気を引き締めたばかりですが、昨晩のあの地震は11年前の揺れを思い起こすようなものでありました。昨晩の地震によって東北地方が大変な被害に遭っている状況でありますものですから、被害に遭われた方々に対しまして、心よりお見舞いを申し上げる次第でございます。富士宮市といたしましても、今後とも11年前に起こったあのような地震の震災を風化させることなく、より一層安全安心なまちづくりに取り組んでまいる所存であります。 さて、日ごとに暖かさを増し、春めいてまいりましたが、朝夕はまだまだ冷え込みますので、今後とも健康には十分に御留意され、富士宮市の発展と繁栄のために御尽力くださいますようお願いを申し上げまして、2月定例会の閉会に当たっての挨拶といたします。誠にありがとうございました。 ○議長(小松快造議員) 以上をもちまして、令和4年富士宮市議会2月定例会を閉会いたします。 御起立願います。                   〔全員起立〕 ○議長(小松快造議員) 礼。 どうもありがとうございました。                                     午前10時51分閉会...